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9月28日(金)より全国で上映開始している『劇場版 Linked Horizon Live Tour『進撃の軌跡』総員集結 凱旋公演』の、東京での舞台挨拶が9月30日(日)にTOHOシネマズ六本木ヒルズにて行われた。

本作品は2018年1月13日、14日に横浜アリーナで行われた公演を収録したもの。劇場版ではメインパートである“第一壁”の内容を中心に上映され、10月4日までは劇場でのみ味わえる特殊音響効果【ドルビーアトモス】形式での限定上映となる。10月5日以降は一般上映の形で順次全国公開予定だ。

ドルビーアトモス上映の特色は、通常のスピーカーに加え天井へ多数のスピーカーを吊り下げることで、観客がキャッチできる音の解像度が格段に上がっていることだ。Linked Horizonが“総員集結 凱旋公演”のために一箇所に集結させた歌姫達、ミュージシャン達、ストリングス、ブラスセクション、アンサンブル、コーラスを担う声楽チームなど、実際の公演ではトータルで感じていたチーム一人ひとりの音色、魂のこもったパフォーマンス連携が光る。あたかも自分がステージの上にあがっているかのような距離感で、耳から一度で最大限の情報を叩き込むことができる極めて貴重な機会といえるだろう。(なおLinked Horizon主宰のRevoは今回のドルビーアトモス上演のために専用の音響調整を行なっている)

また、映像面でもRevoだけでなく演奏陣、ダンサー陣などそれぞれのハイライトを随所に捉え、楽曲の世界観に合わせた映像効果を追加。横浜アリーナで味わった現実体験をより鮮明に塗り替えるような劇場体験が可能になった。アリーナ2日間の両公演の映像をつなぎ合わせ、片方の日程にしか出演できなかったメンバーも映像内ではしっかりと存在感を見せてくれる。さらに少しだけ追加で明らかになった“第二壁”パートでは、1日目と2日目で全く出演者が異なっていたゲストボーカル達がともに登場。Blu-ray作品の完成へ向け期待が高まる内容だ。

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上映後の舞台挨拶では、司会にLinked Horizonでもおなじみのナレーション担当・サッシャが登場。次いでRevoが黒コートの団長姿で登場し大きな拍手に迎えられた。上映までの過程を振り返ったRevoは「本当に見どころが多いなと思いまして。DISCに入れられる量には限界があるけど、その中でなるべく全てを見せたいなと思ってこういった編集の形にしました」と語った。さらに、サッシャからは公演当時、2日目の“第一壁”が閉まった後に歌姫の松本英子が感極まっていたという隠しエピソードも。「あそこからまた壁が開いて、あのパフォーマンスが出来るのは凄いなと思いました」とあの場所にいたメンバーの一人として振り返る。

「皆さんこの映像をみて凄いいっぱい人がいるなと思ったんじゃないかと思います。改めて言っておきたいのは、そこで一人ひとりをしっかり見てほしいということ。要らない人間は一人もいない。この人数がいて、アニメの映像があって、当然スタッフさんも大勢いて、みんなで心臓を捧げた結果がこれです。」──Revo

また、後半では最新シングル「楽園への進撃」の話題も。Linked Horizonがアニメ『進撃の巨人』シリーズでTV版のエンディングを担当するのはこれが初となったが、「今までオープニングをやってきた人がやっているエンディング感を出したかった。胸熱感が伝わって、“今週もしっかり『進撃』見たな”って皆さんの気持ちを受け止められるものにしました」と番組放送にむけた思いを語った。おりしも台風が東京に近づいていたこともあり、雨の中足を運んてくれた観客を労うとともに気遣う挨拶でこの日の舞台挨拶は終了となった。

Blu-ray作品「Linked Horizon Live Tour『進撃の軌跡』総員集結 凱旋公演」はクリスマスの時期、12月26日(水)に発売予定。「劇場版 Linked Horizon Live Tour『進撃の軌跡』総員集結 凱旋公演」は10月4日(木)までドルビーアトモス上映を行なったあと、10月5日(金)からは一般上映形式で全国の映画館で公開される。

撮影:江隈麗志